第一志望先を地元の市役所に決めたんだ。それで試験の内容を調べてみたら例年、択一試験で課されるのは教養科目だけみたいなんだけど、専門科目の勉強もした方がいいのかな?
公くんが受けようと思っている地元の市役所の試験はいつ?
例年は9月に実施しているみたいだよ。
じゃあ、その前に実施される機関で興味のあるところの試験を受けてみたらどうかしら。その場合、専門科目を勉強しておくと(有利に)受験できるところが増えるわよ。行政系・事務系の採用試験で課される専門科目の概要はこのようになっているわ。
そっか。僕は、民間企業をあまり受けないつもりだから、公務員試験をなるべく多く受けてチャンスを広げておく必要があるもんね。教養科目の勉強と並行して専門科目の学習も開始してみるよ。
平成28年度に実施された採用試験で専門科目の択一試験がある主な受験先をまとめておくわね。
【国家公務員】
国家公務員総合職(院卒者・大卒程度)、国家一般職(大卒程度)、衆議院事務局職員総合職 衆議院事務局職員一般職(大卒)、参議院事務局職員総合職、国税専門官、財務専門官、法務省専門職員(人間科学)、労働基準監督官、裁判所職員総合職(院卒者・大卒程度)裁判所事務官、裁判所職員一般職(大卒程度)裁判所事務官・・・等
【地方公務員(関東南部の県庁)】
神奈川県庁Ⅰ種、埼玉県上級、千葉県上級、千葉県中級
【地方公務員(関東南部の政令市等)】
特別区Ⅰ類、川崎市大学卒業程度、さいたま市大学卒業程度、千葉市上級、千葉市中級
※横浜市大卒程度(専門試験は実施されないが教養試験の中に専門科目が含まれている)
【地方公務員(関東南部の政令市以外の市役所等)】
三鷹市、国立市、草加市、日高市、市川市、柏市、流山市、船橋市、松戸市、印西市、香取市、鎌ヶ谷市、木更津市、佐倉市、白井市、袖ケ浦市、富里市、成田市、八街市、四街道市、勝浦市、匝瑳市、習志野市、野田市、富津市、八千代市・・・等
※市役所については試験区分、試験実施日などにより専門科目の択一試験が無い場合もあり、年度によっても異なることがありますのでご注意下さい。
※専門の択一式が課された上で専門科目が記述式で出題される主な採用試験
⇒国家総合職(院卒者・大卒程度)、衆議院事務職総合職、衆議院事務局一般職(大卒程度)、参議院事務局職員総合職、国税専門官、財務専門官、法務省専門職員(人間科学)、労働基準監督官、裁判所職員総合職(院卒者・大卒程度)裁判所事務官、裁判所職員一般職(大卒程度)裁判所事務官・・・等
【専門記述試験攻略のポイントに進む<工事中>】
※専門科目の択一式は課さず、専門科目が記述式で出題される主な採用試験
⇒国立国会図書館職員総合職、国立国会図書館職員一般職(大卒程度)、外務省専門職員、裁判所職員総合職(院卒者・大卒程度)家庭裁判所調査官補、東京都Ⅰ類A、東京都庁Ⅰ類B(一般方式)、警視庁職員Ⅰ類、東京消防庁職員Ⅰ類・・・等
【専門記述試験攻略のポイントに進む<工事中>】
※採用試験の実施に関する最新情報はかならず採用機関のHP等でご確認下さい。