2018/5/29〜2018/6/15が人物試験(人事院面接)の期間として設定されています。
そこで、面接カードの質問事項を確認しながら、ポイントを見ていきましょう。
国家総合職大卒程度の一次試験、二次試験(記述)お疲れ様!最終合格までの最後の関門、人事院面接が始まるわね。
面接カードは一応書きあがったけど・・・自信がないなあ。作成にあたって押さえておくべきポイントを確認しておきたいな。
面接カードを書く上でのポイントね!国家総合職と一般職の面接カードの質問項目を確認してポイントを見ていきましょう。
このように国家総合職の面接カードでの質問事項は、[これまでに取り組んできた活動や経験]と[志望動機]に大きく分けることができるわ。
国家一般職の面接カードと違って[志望動機]と[自己PR]が分けられていないんだね。
そうなの。志望動機のところに「これまでの体験や自分の長所などを踏まえ,国家公務員としてどのような貢献ができるのか」という一文があるから、この部分に[これまでに取り組んできた活動や経験]で挙げたことを基にした自己PRも書いていくことになるわね。ポイントをまとめておくと、このようになるわ。
また、「自分」を売り込むには、見やすく、興味・関心を引き、印象に残る提出書類の作成と、その記載内容を納得させ、信用を得るためのプレゼン(人物試験)が出来なければなりません。
したがって、セールスポイント(自己PR)を明確にし、それをどこでどのように発揮し何ができる(志望動機)のか、その具体的な説明をするための準備が必要です。説得力のある「自己PR」、「志望動機」を完成させるため、先ずは、自分自身の人間性や価値観を整理する中で、アピールできる性格や特性を抽出する「自己分析」と、受験先の政策や各部署の施策・事業について研究する「政策研究・官公庁研究」を行いましょう。
■自己PR = 自身や魅力を説明
⇒【長所・短所・特性等の抽出・整理】
∴ 自己分析 → 基本的な価値観や行動原理を整理し、それに伴う個性を抽出する
■志望動機 = 志望度の高さや公務に対する意欲等を説明
⇒【用途・需要・課題・将来等の分析】
∴ 政策研究・官公庁研究 → 政策や各部局等の施策を研究し、公務の意義を理解する
■人事院面接カード【志望動機欄】のまとめ方
自己のセールスポイント(自己PR)を説明し、それが国家行政の運営においてどのように役立つのか(役立てることができるのか)、それによって何を成したいのか、どんな貢献をしたいのか(志望動機)について、「自己PR」を「志望動機」にリンクさせてまとめます。